ソーシャルディスタンスをARで可視化できるアプリ「ARソーシャルディスタンス」リリースのお知らせアプリ
株式会社ルーキングはこの度、ソーシャルディスタンス(社会的距離)をAR上で計測・可視化できるアプリ「ARソーシャルディスタンス」をリリースしたことをお知らせいたします。AR技術を用いて、近くにいる人とのソーシャルディスタンスを保てているのか確認することができます。
◼️アプリ概要
アプリ概要ARソーシャルディスタンス(AR Social Distance)とは、ソーシャルディスタンス(社会的距離)をAR上で測定する事ができるARアプリです。
ソーシャルディスタンスとは
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が日々広がっていることから、厚生労働省では外出時や人と触れ合う際、人との距離を少なくても2メートルあけることを呼びかけており、感染拡大防止を目的とした対策のことです。
また、6月には日本政府が新型コロナウイルス感染者との濃厚接触の可能性をスマートフォンで通知する「接触確認アプリ」のリリース予定と発表、月内の実証実験開始を目指し、厚労省を中心に開発を行うことを決定しました。
「接触確認アプリ」については、すでにシンガポールでの活用がスタートしており、世界中から注目を集めています。
アプリの仕組みとしては、スマホのBluetooth(近距離無線通信)などを利用し、アプリの利用者同士が近づくと、その接触が匿名でそれぞれのアプリに記録されていきます(一定期間経過後に削除)。アプリユーザーが万が一医療機関で陽性と診断され、保健所のシステムに登録された場合、アプリユーザー自身でアプリに陽性である旨を入力すると、陽性者と接触したことのある他のアプリユーザーに「アラート」が通知されます。(この時個人情報などは一切知らされない)アラートを受け取ったアプリユーザーは保健所のシステムに登録を行い、必要な医療提供につなげていきます。
このように、プライバシー保護と本人の同意を前提に、濃厚接触者への通知が行われ、濃厚接触者が必要な医療提供(健康観察など)を受けられるようにし、さらなる感染拡大を防止する狙いがあります。
緊急事態宣言が全国的に緩和され、外出する機会が増えた人も多いのではないでしょうか。外出の際も、ソーシャルディスタンスを意識した心がけが重要になりますが、ソーシャルディスタンスが守られているのかを目視で確認することは至難の技ではないでしょうか。
また、自宅で過ごされている方々も、家族や同居人がいる場合、実際にどれくらいの距離を保てているのか分からず、お互いに不安になることもあるのでは。
弊社が開発したアプリ「ARソーシャルディスタンス」では、相手との距離をARで可視化することで、距離を保てているのかを確認することができます。また、相手と何メートル離れているのか、距離を測定することも可能です。
公共施設や学校、カフェや飲食店などは、通常の席数を減らして出来るだけ距離を離すようにしているかと思います。このアプリを利用することで、メジャー等で測らずともARでどれくらい離せばいいのかを可視化できるので、席の設置や混雑緩和につなげることができます。
ソーシャルディスタンスを守った上でお互いに気持ちよく、1日も早いコロナの収束に繋げていけるように、今は家族や友人と協力し合い乗り切っていきましょう。
アプリの使い方は下記記事を参照ください。
https://www.rooking.co.jp/news/60.html
◼️機能説明
<サークル>
オブジェクト(サークル)配置して、半径の距離を測定する事が出来ます。色による距離の範囲が分かるようになっています。
距離の単位
50cm:赤色の円で表示
1m:黄色の円で表示
2m:緑色の円で表示
<レーザー>
画面に表示されているターゲット位置からポインターの位置をメートル(m)で表示します。ターゲットの位置からポインター位置までの距離を色で表現しています。
0~1m:赤色
1m~2m:黄色
2m以上:緑色
※ご注意事項本アプリは距離をARで測定するアプリケーションです。ご使用の端末のアクセサリや劣化状態等で測定距離が異なる場合があります。
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とは直接的には関係のない、ソーシャルディスタンスをARを使い参考になるようなアプリをリリースしておりましたが、新型コロナウイルスをテーマにしたアプリは、医療機関や教育機関などの認められた団体からのみ掲載が可能とApple社から連絡をいただき、当アプリは6月19日を持ちましてApp Storeから削除されました。
ご利用いただきありがとうございました。